2005年12月09日

07:6階ベランダに見知らぬ黒影が!?事件

お騒がせ管理組合手紙事件から、ペット公認マンションに引っ越して・・・・。
ちょっと長いへとへとな大事件が勃発です。(本当に長い!)

ある土曜日の夜12時をまわった寝入りばなのことです。寝室でうとうとしていると・・・!?

「ウニゃ!うにゃにゃにゃぁ!ウーッ、ウーグルグルゥ〜。」
!?
居間の方からかつて聞いたことのないにゃんたのへんてこな声が。
「どうしたのぉ・・?」
ふらふらと近づくと、窓辺をうろうろ&くるくるしてはなお、しゃべり続けるにゃんた。
「どっか痛いの?」

にゃんた8.jpg

スッ。
!?エッ。
スゥー。!!!黒い影。ど・ど・ど・泥棒?

きゃぁああああああああ。

よーく見ると
6階のベランダの外で、見知らぬ黒い猫がこちらを向いておすわりしています。
な・な・なんで?ここは6階なのよ!!

慌てて窓を開けると黒猫は飛び込んできました。
すぐに私の脚にスリスリしてくるところを見ると、どうやら飼い猫です。グルグル・・・。

一方、にゃんたはパニック状態です。臆病だから遠くで走り回っています。弱虫だなぁ。
実は、私もパニックです。
(冷静に、落ち着けよ。6階なんだから、外から来たわけじゃなくて・・えっと・・)
(あ、そっか。ベランダ続きの家から柵をつたって来ちゃったんだ!)
(うわあーぁぁ。落ちなくて良かった!)
「今、おうちを探してくるからね」「にゃんた君、ちょっと辛抱ね」
あわてて着替えて、黒猫は居間に、パニくるにゃんたを寝室に入れて、玄関を飛び出しました。

並びの部屋は5室。夜中に迷惑な方もいるでしょう。どうしよう。
うろうろ。
電気の点いているところからピンポンすることにしました。ピンポーン。
「あのー。猫ちゃん飼っていらっしゃいませんか?」
「えっ?あ、あー。ちょっと待って下さい。」
(おー。一発目で当たりを引いたか。ついてるな。)

ガチャ。
出てきたのは初めてお目にかかる中年の女性でした。(以下おばさんー失礼。)

おばさん「黒い猫のこと?
     あら、ベランダに出して窓閉めてたからそっちにいっちゃったのねー。」

    (ちょっとムッ。)

私   「ベランダに出して飼ってるんですか?危ないじゃないですか?」
おばさん「主人と食事に行った帰りに、なついてきて可愛かったから拾ってきたのよー。
     部屋が汚れてもいけないんで、
     ちょっと遊ばしてからベランダに出したのよー。」

    (ムカムカ・・・・語尾のばすなよ!)

私   「6階は落ちたら死んじゃう高さなんですよ。お部屋に入れてあげて下さい。」
おばさん「汚されても困るしねぇ。おしっことかするでしょ?」 当たり前です。
私   「飼う気がないのに連れてきてどうするつもりだったんですか?」
おばさん「明日になったら元いた場所に戻すつもりだったのよ。」

    (そんな・・無責任な・・・・ああ、もう抑えられない!!!)

私   「あなた!それはあまりにひどいじゃないですか?おもちゃじゃないんですよ。
     見れば迷い猫じゃないですか?飼い主が探してたらどうするんですか?」

青ざめるおばさん。

私   「もう、こんな夜中ですし、お宅がだめならうちで預かります。」(何でぇ?)
おばさん「それじゃぁ申し訳ないわ・・。ちゃんと明日元の場所に戻すから許して。」
私   「でも、子猫だし、迷い猫でお家を探せなかったらどうするんですか?」

おばさんと私は話し合い、その夜はおばさんが預かると言い張るので、
にゃんたの砂を段ボールに入れた即席トイレと、同じく箱にタオルを敷いた寝床を作って
彼女に黒猫を預けました。
持っていた猫の本で調べると通常500m半径が行動範囲らしく、
明日から拾った場所から500m半径の動物病院やショップ、電柱などいろんなところに
張り紙をして一緒に飼い主を探そう!ということにしてその夜は別れたのです。
おばさんは昼までパートがあるから午後から探すことにしてー、と言います。
ムカムカはおさまりませんでしたが、これ以上怒っているのもどうかと思い、了承。

その夜、私は黒猫の似顔絵(宅急便のマークみたいな)を描いてチラシをつくり、
コンビニでコピーをたくさんして明日からの活動の準備をしました。
にゃんたはまだ興奮さめやらず、窓を見張っては走り回っています。
(もう大丈夫だよ。黒ちゃん(いつの間にか名前に)のお母さんを探してあげようね。)
ついこの間まで猫嫌いだった私のこの変わりよう。

さて、翌日。約束の時間になったのでおばさんを訪ねると、黒ちゃんが部屋にいません。

私   「猫ちゃんは?どうしたんですか?」
おばさん「朝、出かける時に部屋をいたずらされると困るから
     管理人さんに預けたのよー。」

    (また!あーまた怒っちゃいそうだ。でも我慢がまん。)

早速管理室に行くと、
管理人 「あー、あんまり鳴いてうるさいんで、別の場所に移しておきました。」
私   「ご迷惑をおかけしました。どこですか?別の場所って?」

管理人 「ゴミ置き場です。」

    (がーーーーーん。どいつもこいつも。)

走ってゴミ置き場のドアを開けると、真っ暗な生ゴミのにおいの中から
「みゃー・・みゃ・・」小さい声がしています。
見ると段ボール箱が蓋をされて、ゴミと一緒に置かれています。
私   「なんてせつなかったろうに。ごめんね。ごめんね。」一人言状態です。
もう、誰も怒る気になれません。昨日の内に戻しておくべきだったのでしょうか?
私の早とちりでこんなひどい目に遭わせてしまった。ごめんなさい。黒ちゃん。

結局、私の家で預かることに。
今度はにゃんたが雄叫びをあげて威嚇しまくっています。我慢してね、にゃんた。
さあ!にゃんたと黒ちゃんの部屋を分けてから活動開始!

おばさんと手分けをして、該当エリアそこら中にチラシを貼りめぐらしました。
2ー3日が勝負でしょう。
万が一飼い主が現れなかったら、私が引き取るべきなのでしょう。
乗りかかった船です。何ておせっかいな人間なんだろう。

でも、にゃんたは喧嘩に負けて私と暮らすことになった猫嫌いの猫です。
にゃんたの気持ちが心配です。私がいない時に喧嘩になったらどうしよう。
「にゃんた君、黒ちゃんと仲良しになれる?」 ウ〜ウゥ〜。あぁ!どうしたらいいの?

不安になり、獣医さん(05に登場した獣医版・財前五郎)に電話をすると、
財前五郎「うん。迷い猫の可能性高いから見つかるんじゃない?」との力強いアドバイス。
神様!どうか見つかりますように。

2日目の夜、仕事から帰ると留守電が点滅しています。
「チラシをみて電話をしました。飼い主さんが見つからなかったら引き取りたいんですが」
あー。救われるなぁ。こんなすばらしい心根の人もいるんだ。世の中捨てたもんじゃないなぁ。

結局、1週間待ってもその電話以外連絡はなく、
その優しい方(ご夫婦)に黒ちゃんとお見合いをしていただきました。
お話しすると1年前に長年飼っていた猫を亡くされ、もう飼うまいと思ったがチラシを見て
思い立って下さったとか。
この方々なら、黒ちゃんは幸せに暮らせるにちがいない!
次の週末にお預けすることになりました。

黒ちゃんとの最後の夜、私も寂しい気持ちで彼女(女の子でした)をなでていると・・
ピンポーン。
おばさん「今夜が最後と思ったら寂しくって。最後の夜だけ預からせてくれないかしら?」

・・・・・思えば、配慮が多少ないおばさんですが、悪い人ではありません。
     おばさんも黒ちゃんとお別れをしたいのでしょう。
     黒ちゃんはこのマンションの最後の夜をおばさんと過ごしました。

さあ!いよいよ黒ちゃんの門出の朝です。
バスケットを用意しておばさんの部屋に向かうと・・・・なんてことでしょう!?

泣きじゃくったおばさんがドアを開けて出てきました。

おばさん「ごめんなさぁーい。ううっ。(泣きじゃくり状態です)
     空気の入れ替えしようとして玄関のドアをあけてたら
     黒ちゃん、どっかいっちゃったのよー。ごめんなさ・・・・い」

あぁー。何でこうなるのぉ?やめてぇ〜〜〜

絶句とはこういう時にいうのでしょう。何も返す言葉が見つかりません。
私はなんて馬鹿なんだろう!この人に任せるんじゃなかった。私のせいだ。

泣きじゃくるおばさんを置いて、走りました。
マンションの廊下という廊下を走りまくりました。
いません。黒ちゃんはどこにもいないんです。
泣けて泣けて仕方ありません。外は大通りです。車に轢かれたらどうしよう。
「クロー!くろちゃぁーん。くろちゃぁーーん。」
気がふれたように大声で探しますが黒ちゃんはいません。
あああああああああ。

1時間ほど走り回ったでしょうか?力尽きてエントランスまで戻ってくると、

スッ。

!?エッ。
スゥー。!!!黒い影。くろちゃん!!!!!!!

何と黒ちゃんが私の脚にスリスリして来たのです。
神様!本当にありがとうございます。あー。よかった。本当に良かった。

こうして、無事に黒ちゃんは優しいご夫婦にもらわれていきました。

にゃんたは2週間近くの同居がよほど応えたらしく、神経的な下痢と拒食症になりました。
にゃんたには刺激が強かったみたいです。もちろん、私にも。
しばらく通院し、その後、にゃんたも私もまた元の静かな生活に戻っていきました。
おつかれ!にゃんた君。巻き込んでごめんね。ゆるしてね。

さて、その後・・・・・・・。

あのトラブルおばさんは、まったく悪びれることもなく、
「あら?げんきぃー?いなくなるとさみしいわねー。飼えば良かったわー。」

もう!勘弁して下さい。





posted by kats at 02:57| 東京 晴れ| Comment(37) | TrackBack(12) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

06:管理組合からのおそろしい手紙

にゃんた 再びピンチです。

やっと家猫になり、ぎこちないながらも静かに生活は始まりました。
少しずつ居心地のいい場所を見つけていくようです。
私がMacで持ち帰り仕事していても、隣でじーっと見てるようになりました。
私たちの距離はだんだん近づいています。
050119-200752.jpg
  これは最近のにゃんたですがこんな感じに。

嵐の前の静けさだったのでしょうか?

帰宅してポストを開けると、切手のない細長い茶封筒が・・・・?????
「○○さま(私あてです)」 誰?裏返してみます。
「管理組合一同」
(防災訓練とかのお知らせかな?)のんきにあけました。

「前略
 このところゴミ置き場のカン置き場に猫の缶詰が捨てられているとの通報があり、
 調査をしたところ、
 お宅が猫を飼っているらしいとの結論にいたりました。
 ご存じの通り、当マンションはペット禁止であり、入居時に確認したはずです。
 何とぞ早急に処分されますようお願いいたします。早々」

なにー! 
もちろん規則は知っていたんですが、隠れて犬の散歩している方も見かけていたし、
大体、にゃんたは全く鳴かない猫なんで(除くーうんち直後の一声)
誰にも迷惑かけてないから大丈夫だと思った。棚に上げてるのは否めないけど。
分譲マンションだけれど私は賃貸入居者だからいじめなのか?
それに、ちゃんと洗った空き缶しか入っていない袋からどうやって私をつきとめるわけ?

しかも「処分」
この表現はなんだろう?生きている猫にこの表現はいったい!!!
ゆ・る・せ・な・い!!
怒り爆発です。一気に沸点です。めらめらと炎があがってくるのがわかります。
賃貸入居者馬鹿にするなよ!あんたたちは何様のつもりなんだ。
あたしゃー三代以上続いた江戸っ子でい!喧嘩っ早いんでぃ。

翌朝、管理人を訪ねると全く悪びれずに
管理人「巡回中にあなたの部屋から猫が窓から外を見てるのを発見したんですよ。」
そりゃあ私は一階に住んでいた。
ゴミも見張られていたのか?気味が悪いし、ますます戦闘モードだ。
私「ちょっと思うところがありますので、明日までに管理組合さまにお手紙を書きます。」

手紙の主旨はこんな感じだったと思う。
「突然のお手紙による厳しいご意見にただただ驚愕しております。(以下要旨)
 ・ペット禁止はもちろん知っていた。
 ・規則を知りながら飼っていたことをお詫びいたします。
 ・ある日けがをした野良猫を保護し、最後まで面倒をみることになってしまった。
 ・それを正当化するつもりはない。
 ・あなたたちの要求している「処分」とはどういうことを指すのかわからない。
 ・規則違反にせよ、家族として一緒に暮らしている猫に「処分」とはいかがなものか?
 ・ゴミから判断したということもプライバシー保護の観点から非常に失礼ではないか?

 ・・とここまで書いてから、参考資料を読んでほしいと。
 参考資料は、当時の住都公団がペットを認めるようになった社会的経緯の資料や、
 ペットと共生してこそ成熟した人間社会といえるのではないか?という観点での
 レポートや、ペットセラピーの話題などなど、世の中が変わろうとしている様々な現状を
 集められるだけ集めて同封しました。
 (私は怒らせるとこわいんだぞ!っていうくらいの本気モード)
 そして
 ・こうした世の中の趨勢を盾にするつもりではない。
  ただ命あるものが人様に鳴き声やにおいや破損や怪我などのご迷惑をかけないで
  静かに生活を共にすることが私にはそんなに悪いことだとはどうしても思えない。
 ・したがって、みなさんの要望には応えられない。
  もし、処分を希望されるなら、私がここを出ていきます!」

我ながら集めた資料のボリュームはちょっとコワイものがあった。
でも「母は強し!」にゃんたのためには一歩も引くわけにはいくまい!
「にゃんた、君を守るからね。駄目だったら二人でどっかいこうね!」

・・・・・一週間後、またポストに封筒が。
「あなたのお考え、いちいちごもっともです。また、調査のようなことをいたしまして
 申し訳ありませんでした。どうか猫ちゃんをかわいがってお過ごし下さい。」

はあ?
こんなに効果があるとは。「猫ちゃん」「かわいがって」
大きなお世話だ。

あー。ほんとはとてもどきどきしていました。一週間針のむしろにいる感じだった。
どこに引っ越そうか、仕事は超過密な時期だったし、心細かったし
にゃんたがまた環境が変わることでのストレスも心配になったりして。
ほっ。
よかった。よかった。
にゃんた君、良かったね。みんなが可愛がってくださいだって。よかったねぇ〜。


・・・・・でもゴミや窓の問題は以前残っている。


そして・・余談と言うには大きな出来事。
それから一週間後、私は偶然散歩中に見つけた近隣のマンションがペットokと知り
無謀にも衝動買いしてしまうのであった!
にゃんたのための一番大きな買い物でした。(周囲があきれていました)とほほ。

posted by kats at 02:44| 東京 曇り| Comment(27) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

05:涙の大手術と先生の言葉

「ウーッ!ギャヤオウ!!グルグルグルゥー・・・」
静かな病院の待合室で、箱の中のにゃんた(命名直後)は叫び続けています。
周りのおとなしいペットちゃんとその飼い主さんたちの白い視線。(そう感じてしまう)

受付嬢 「ではにゃんたちゃん!どうぞ。」おお。やっと順番が。

段ボール箱を抱えて診察室に入ると、そこには、
にこりともしないクールな獣医版・財前五郎が立っていました。こわい。大丈夫???

財前五郎「どうされました?」(低い声で)
私   「あの、その、ドラえもんで、ぴょんこしてて、血が・・かくかくしかじか」
財前五郎「どれ台に乗せてください」
私   「えっと、私、怖くて箱を開けられません。」まだ慣れてない私です。
財前五郎「・・・そうですか、(助手に)君出して。」

するとどうでしょう。観念したかのようににゃんたは静かにつままれて台の上に。
ちょこんとお座りしました。外ヅラいいじゃない!にゃんた君。

財前五郎「ありゃりゃ。あぶなかったね。後ろ足指が腐ってるよ。壊死だな。」
絶句。私「あの、助かるんでしょうか?他は元気いいみたいなんですけど。」
財前五郎「指一本切断したら大丈夫でしょう。」
私   「歩けるんでしょうか?」
財前五郎「傷直れば歩くでしょう。」「それより。」
????それより?
財前五郎「にゃんたは雄でしょう。(そうなんだ!)これは喧嘩の傷が化膿したんだと思うよ。
     あなた、雄猫が後ろ足怪我してるってどういうことか、わ・か・る?」

わ・か・る?って、初めて猫とお医者に来て、猫嫌いだしわかるわけないじゃん。
私   「喧嘩に負けて、心も傷ついている、とか・・ですか?」(擬人化してみた)
財前五郎「そう!正解。よくわかったね。彼はすごく心が傷ついているんだよ。
     傷が治ってもとの外に出したら、また喧嘩に負けるだろうな。
     一回負けた雄猫はなわばり内でずっといじめられるんだよ。わかるね。」
私   「はぁ。ということは、どういうことなんでしょうか?」

財前五郎「壊死が全身にまわればいずれ死んじゃうんだよ。だから、また外で喧嘩したら
     近い内、あなたの知らないところで死んじゃうかもしれないね。」
私   「えぇっ!私はどうすればいいんでしょうか?」
財前五郎「ここからは貴方の選択です。
     貴方はこの猫を今日助けた。これは彼にとって一つの運命の分かれ道になるね。
     貴方がまたこの猫を野良猫に戻すなら、短い運命が待ってるかもしれない。
     でも、貴方がこの出会いを運命だと受けとめてくれるなら、
     このにゃんたは、傷ついた心を癒しながら、
     貴方と静かに暮らしていけるかもしれない。」

私   「でも、私、猫あまり好きじゃなくて、飼ったことないし。」泣きそう。
財前五郎「でも、あなた!ほおっておけなかったでしょう?これは出会いじゃないかな。」

ぽろぽろ・・涙が出てきてしまいました。
そうだ。私はこの子と出会ってしまったんだ。
部屋を一周して出ていった頃から、この子は私に助けを求めてたのかもしれない。
猫嫌いっていったって、食わず嫌いなだけじゃない。
こんなに可哀相なにゃんたを野良猫に戻せるわけがないよ。
傷ついているにゃんたと私、時間をかけて仲良くなろう。

私  「ありがとうございます。私、この子と暮らします。飼い方を教えて下さい。」

その後、スペシャルな腕前の財前五郎は見事ににゃんたの傷ついた足を手術で切断し、
家猫にするための去勢費用を半額にしてくださって、
3日間の入院の後、無事に退院することになりました。
クールな獣医師界の財前五郎は、やたら熱いハートの持ち主だった。
もちろん飼い方は、笑顔の助手さんが親切に教えて下さり、
入院中にトイレや砂、ごはんの食器などをそろえ、万全をきしました。

もちろん!退院するときは、段ボールから→可愛いバスケットに代わって。

先生ありがとう。
あの時先生が言葉をかけてくださらなければ、
私の今は何て殺伐としていたことでしょう。

にゃんたとの暮らし・・・あれから13年。幸せに続いています。

にゃんた39.gif
posted by kats at 08:51| 東京 晴れ| Comment(10) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

04:唐突な命名の瞬間!?

暴れる段ボール箱を抱え、やっと犬猫病院に到着。
「はあはあ・・す・すみません!」広くない待合室にやたら響く大声。
「どうされましたぁ?」と受付女性

私  「あのー、猫が、野良猫で、部屋に入ってきて、飼ってないんですけど
    怪我みたいで、ドラえもんの足みたいで・・」いい年してちゃんと話せよ!
受付嬢「お名前は?」
私  「○○です。(私の名字)」
受付嬢「いえ、ねこちゃんのお名前です。」
私  「だから野良猫なんで名前はないと思います」
受付嬢「ねこちゃんのカルテをつくるのでお名前あったほうがいいと思いますよ。」

ええっ!急に名前なんて言われても。
大体性別もわからないのに。どうしよう、どうしよう。
受付嬢、なんかあきれているみたいだ(そんなことはないのにそう見える)。
猫ってどういう名前つけるんだろう?
バーバラ?花子?太郎?犬みたいだな・・あああああ!

私  「あの、その・・・・にゃんたです。」
受付嬢「(くすっ。)はぁい。にゃんたちゃんですね。」
私  「(きっぱり!)にゃんたです!」

にゃんた 命名の瞬間でした。

ごめんね、にゃんた。勢いで名付けてしまったよ。
こんなに長いつきあいになるなんて、その時の私は想像もしてなかったんだ。

つづく

にゃんた4.jpg
posted by kats at 13:45| 東京 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

03.ドラえもんの足事件

猫嫌いの私と茶トラ猫の奇妙な日々が始まりました。

一日一回は私の部屋をただ一周して、外へ出ていく傍若無人な(無猫な?)奴。
にゃんた3.jpg

あの寒い雨が降る11月の出会いから半月たって、12月をむかえたある日のこと。

窓を開けていると(もはや寒いのにあけて待ってしまうわたしです。)
いつものように入ってくると、なんだか様子がおかしいのです。
(?)
外に出ていく後ろ姿が「うさぎ」みたい。
ぴょんこぴょんこ飛んで歩いています。
まだ猫の習性を知らない私は(ごきげんなのかしら?)とのんきに見送りました。

「ウー寒!」窓を閉めて戻ろうとすると
ヌルっ。
(!)
見ると床に小さな血が・・・。私?
よく見れば小さな足跡が点々とついています。
(あの子だ!怪我してるんだ!)
もう一度くるかもしれないと、再び窓を開けて茶トラ猫がくるのをひたすら待ちました。
一時間もしたころ、再び奴はやってきました。

ぴょんこ・ぴょんこ・・・・
あぁ、大変。後ろ足の片方が真ん丸に大きくなって、そこをかばうように3本で歩いていました。
大きく腫れた足はまるでドラえもんの足みたいです。
(どうしよう!怪我してる!)
・・・病院に連れていかなくちゃ。

でもどうやって?

まずは外に行かないようにしなくちゃ。
あ!その前に入れる箱を用意しなくちゃ。
そっと刺激しないように、ベランダに置いていた例の箱を部屋の中に入れます。
窓に背中を向けている間に、そっとそっと窓をしめました。

「ウギャァーーー!!」
茶トラ猫は突然もう突進して暴れまくりパニック状態。
私も恐くて涙が出てきます。号泣です。

「お願いだからつかまって」
「ギャオウ!!ウギャギャギャ!」
「お医者さんに行って元気になるだけだからぁー」
「ウギィー!!」
「ひっく、ひっく(泣きじゃくり状態)ね。頼むから。ね。ひっく・・」

十数分の格闘の末、やっと捕獲に成功。段ボール箱にいれて蓋をしめました。

涙でぐしゃぐしゃになった顔を洗いにいくと
顔中ブラックジャックのような引っ掻き傷が・・
もうそんなことはどうでもいいからとにかく車に乗せて病院へ・・・・・

助手席の箱の中は大変な騒ぎです。

負傷茶トラ猫、名前がつくまであと15分・・・・つづく。


posted by kats at 11:57| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

02.茶トラ猫の静かな接近

さて、
病気の弱りきった猫の代わりにベランダの段ボール箱で眠っていた茶トラ猫。

翌朝、ベランダをのぞくと箱はからっぽ。
(もしかしたら、あの弱った猫がくるかもしれない・・・)
そう思った私はベランダにエサと水を置いて会社へ出かけました。

その夜、帰宅すると、あぁぁぁぁ!案の定、例の茶トラです。
朝置いたエサをバクバク食べています。

にゃんた19.gif

「しっしっ!君のじゃないんだから!しっしっ!!」
追い払っても暫くすると食べにきちゃう。まったく!!

こんな誰のためにエサを置いているのかも不明な
中途半端な日々を1週間くらい続けてしまったでしょうか?

週末、掃除をするために窓を開けていると、
ふと視界に茶色い物体がすうっと通り過ぎていくのが見えました。
(!)
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posted by kats at 05:00| 東京 霧| Comment(7) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月11日

01.にゃんたとの出会い

今から11年前の1994年11月のさむーい雨が降っていたある日、
私は一匹の雄猫と出会いました。

にゃんた1.jpg

当時、マンションの一階に住んでおりました。
会社に出勤しようと窓の鍵を確認しに近付くと、
弱りきったぼろぼろの猫がぶるぶる震えながら部屋のほうを向いて座っていました。
しばし、見つめあって沈黙・・・。

私は当時猫が大嫌いだったんです。一瞬、
(うへぇー参ったな・・)
(そんなに見つめられてもこまるよー)
(このまま会社いっちゃおうかな?見なかったことにしようかな?)
一度玄関まで行ったものの、
(・・・・・・見てないみてない。行っちゃおうかな?)
(・・・駄目だ!んなことできないよ!)

結局
部屋にあった段ボール箱にバスタオルにホカロンを入れて急きょ寝床をこしらえて
コンビニに行って猫のエサ(初めて購入)買って、
ベランダの軒下にそれらを置いて、おそるおそるその猫を箱に入れて・・
寝かしつけて、観察。落ち着いているみたいだから
「がんばって!」と声をかけて家を出ました。

やはり心配で、残業もそこそこに、いそいそと帰宅すると・・・!?
あれ?
「アンタ誰なのよ!」叫ぶ私。
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posted by kats at 04:00| 東京 霧| Comment(1) | TrackBack(0) | にゃん太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

にゃんたの話を始めます。

私と12年も暮らしている一匹の雄猫についての記録です。

他のブログからの移行記事からのスタートですが
サーバーエラー続きでなかなか記事を拾いにいけません。

・・・・・・・・・ぼちぼち続けていきます。
posted by kats at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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